最近ではコロナウイルスより大雨のニュースが上位にきています。
被災された方にお見舞い申し上げます。
水害に合った場合、まず先に火災保険からどうなるのか?という事が気になる方もいるでしょう。
基本は床上45センチを超える浸水がないと対象にならない や、再調達価格(新しく建て直す場合の金額)の30%以上の損害が発生した場合などの基準が設けられたりします。
保険会社によっても、もう少し緩和した条件を設けるプランを出したり、中にはその保障は必要ないと言われる方に対して水災補償を外すプランもできたりします。
なんでもそうですが、中途半端な水害が一番ダメージがあったりするものです。
そもそも、保険に加入されていないと何もない事は当たり前ですが、ご加入されている保険のチェックポイントをまとめてみましょう。
水災に対しての火災保険チェック
○水災補償が付いているか
先ほど書いた通りですが、水災を外した契約もあったりします。
高台にあるから必要ないと思われていて、浸水が無くても、雨による土砂崩れなどで被害を受けた場合、原因は雨なので水災補償が付いてないと支払われません。
○物置なども保障に入っているか
門や柵も同じですが、補償範囲に入っていないと、保障の範囲から外れてしまいます。
○家財の保障に入っているか
水災で実は被害が大きいのは家の中の物だったりします。
家の1階にある物を見渡してください。
冷蔵庫やテレビ、洗濯機から洋服、テーブルや食器~などなど、一から買い直すとなれば大変です。
この家財保険が無いと、それらの物は対象になりません。
家財保険は単独でも加入できるので、気になる方は見積もりからお願いしては如何でしょうか?
○保障期間はいつまでか?
数日前、新聞にも報道されていましたが、保険会社は度重なる災害の多さに、保険料のアップを予定しているようです。
全ての保険会社ではないかもしれませんが、いずれ他の会社でも追随してくるでしょう。
という事は、今の保険料(安い保険料)がいつまで続くか? この点も確認してください。
今のうちに、長期の保険に加入し直すのも、検討しても良いかもしれません。
○保険会社を選ぶ
実は現在でも、火災保険はお住いの県で保険料が違ったりします。
つまり災害が多い県とそうでない県とで、保険料が違う制度を設けている会社がほとんどです。
また保険会社で保険料も変わってきます。
長期で考えた場合、数万~十数万変わる事もあります。
よく長年お願いしてるから…などの理由だけで加入されている方もいますが、果たしてその付き合いはその金額差ほどあるのか? を考えられてはいかがでしょうか?
それを知るためには、まずは見積もりです。
複数社を取り扱っているFPなどに、見積もりを作ってもらう事をお勧めします。
このサイトにあるバナーからでも申し込めますので、「見積もりだけでも」と相談されてはいかがでしょうか?
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