終活を考えたときに、自分の葬式代や遺族にお金を少しでも残したいと考える方も多いと思います。
ただ、貯金も少なく今から準備しないといけない…と悩まれる方も多いのではないでしょうか。
その際はドル建ての終身保険を検討してみてください。
自分の終活を考えるような年齢で、新たに保険に加入しようとした場合、日本円での保険では正直お勧めしません。
それは、例えば200万の終身保険(一生涯の保険で、必ず亡くなったら支払われるもの)に加入した場合、支払う保険料は200万以上になってしまうケースが多いからです。
ドル建てをお勧めするのは、その保険料を決定する予定利率というものが、日本の円とドルとでは違うからです。
最近はこのドル建保険も予定利率が下がり、保険料の値上げがあったりしてますが、それでも円建よりは良い状況です。
ただ、このドル建の場合、為替リスクがあります。
ドルでは固定されている商品なのですが、ドルを円に換えるときに為替によって金額が変わってくるのです。
その部分も十分に把握したうえで活用してください。
保険金として遺族にお金を残す場合、法定相続人数×500万の金額が非課税となり、相続税の対象外の資産となります。
配偶者と子2人の場合、1500万の非課税枠ができるのです。
銀行にお金を預けておくだけでは、このような非課税枠は無く、すべて相続税の対象です。
是非、検討してみてはいかがでしょうか?
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