ファイナンシャルプラン

保険見直しのポイント 「保障期間」

良くテレビで「たったこれだけの保険料で…」とCMが流れています。

それを見て良く問い合わせも来るのですが、気を付けないといけないポイントが2つあります。

それはCMで出た設定年齢は何歳で、そしていつまでその保障が続くのか? という事です。

生命保険や医療保険は、年齢が若い方が安くなります。

死亡や入院の危険性が少ないので安くなるのですが、それでいて何歳まで保障がその料金で続けられるのか?

何歳まで継続できるのか?という事のポイントをしっかりチェックしてみてください。

10年間だけだったり、60歳までだったり、更新はできるけど保険料がアップしたりするなど、安易に決めてしまうと、後々公開する事になります。

昔の医療保険は80歳までが主流でした。(30年ぐらいまで)

現在は寿命も延び、男性の平均寿命は80歳を超え、半数以上の方が生存する社会になっています。

医療費が描かる(病気になる)になる確率は、高齢になってからの方が圧倒的に多いのです。

その時に使えない保険なんて、問題があります。

少し前の○○生命の大ヒット医療保険では、病気での入院保障は一生涯(終身)ですが、ケガの入院保障は90歳まで、なんて商品もありました。

90歳以上になって、骨折して長期入院になったりする方も多いのですが、その場合この保険は使えないという事です。

私は欠陥商品だと言ってます。

今は改善されてそんなことはないのですが、その当時に加入された方は、当時のままの保障内容で継続されています。

また、共済関係で加入されている方もご注意ください。

保険料は同じでも、商品内容が減っていくプランになっているものが多いです。

最後の方では、全く病気入院の保障がなくなったりするプランも多くあります。

つまり「安い」だけでなく、いつまで保障が続くのかを確認してみてください。

ご自身で確認する事がめんどくさいや、よく見方がわからない方は、複数社の保険会社を取り扱っているファイナンシャルプランナーに見てもらいましょう。

見てもらった後、改善プランを提案されるかもしれませんが、内容を確認して、気に入らなければ断ればいいだけです。

一生涯の安心を買う商品なので、安易に決めず、複数社の見積もりをもらいましょう。

現在は同じ保障内容でも保険会社によって保険料が違います。

長期に渡って支払っていくものなので、少しの差でも総額的には大きくなる場合があります。

ご紹介している無料相談は、このページにバナーがありますので、ご興味のある方はそちらからお申し込みください。

 

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