故人が住んでいた家が空き家になってしまう場合、近隣住民の方への挨拶をし、連絡先の交換もしておきましょう。
この方々を味方にすることで、空き家管理は楽になります。
管理をするとしても場所が遠方であったり、時間がとれなかったりする場合は、不動産会社やセキュリティー会社、ボランティア団体などに相談してみましょう。
ただ、ずっと空き家のままではいけません。
「直す」
「貸す」
「壊す」
「売る」
という方法で考えてみましょう。
空き家対策特別処置法
空き家の劣化により発生する防災・衛生・景観などの問題を対策するための法律「空き家対策特別処置法」により「特定空き家」に指定された場合、劣化した空き家の固定資産税が最大6倍になります。
以下、「国土交通省HPより」
空き家の定義
○ 「空家等」とは、建築物又はこれに附属する工作物であって居住その他の使用がなされていないことが常態であるもの及びその敷地(立木その他の土地に定着する物を含む。)をいう。
ただし、国又は地方公共団体が所有し、又は管理するものを除く。(2 条1 項)
○ 「特定空家等」とは、
① 倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態
② 著しく衛生上有害となるおそれのある状態
③ 適切な管理が行われないことにより著しく景観を損なっている状態
④ その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態にある空家等をいう。(2 条2 項)
特定空家等に対する措置
特定空家等に対しては、除却、修繕、立木竹の伐採等の措置の助言又は指導、勧告、命令が可能。
さらに、要件が明確化された行政代執行の方法により強制執行が可能。(14 条)
<葬儀あとのガイドブック抜粋…P64>
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